STOP・疼痛性障害【精神的苦痛や肉体的苦痛を乗り越えるヒント】

診断基準がある

パズル

心因的な要素が絡むことになる疼痛性障害の難しいところは、診断が難しいところでしょう。いくら、他の心因性の病気よりも身体的な痛みが伴うものだとしても、第三者からすると非常に分かりづらいものです。例えば、癌などのウイルスが体を蝕んでいるのであれば、CTスキャンなどを通して見ると明らかに分かることが多いです。しかし、疼痛性障害の場合は痛みや精神的な苦痛を引き起こしている要因が明らかに見えるものではないので、診断が難しいところなのです。このような曖昧な点が、患者にとっても専門医療機関の受診と治療を拒むきっかけとなり、余計に悪化させるという悪循環を生んでいます。

一般的には疼痛性障害の治療と診察は難しいと考えられていますが、実は心療内科のような専門的な治療が行われている所では、ちゃんとした診断基準を設けておりそれに該当する人は疼痛性障害の疑い、もしくはその病気に該当するという風に位置づけされています。他の病気と比べると少々曖昧な点はありますが、診断基準が設けられているということだけでも、患者にとって必要なことが分かるきっかけとなるでしょう。もちろん、診断基準とする大枠はあっても、それ以外に患者の問診やカウセリングを受けて可能性があるとなれば、疼痛性障害の治療を行うという医師の判断が下される場合もあります。いずれにおいても、心療内科の医師は疼痛性障害のような精神的疾患であるかどうかを知る術を持っていますし、それに対する病気との向き合い方、有効な治療法を心得ています。ですから、自分ではわからない症状で悩んでいるのであれば、専門の心療内科で相談をしてみることが有効なのです。

疼痛性障害に関わる診断の基準は、一部の心療内科においてホームページで紹介されているものもあります。記載されている診断基準は、内容が理解できないものもあれば、ある程度理解できるものもあるでしょう。すべてを一般人が理解するものではありませんが、どのような症状が該当することになっていて、どのような判断が用いられるのかを知るのには役立つでしょう。何も知らないままで心療内科へ受診することも悪いことではありませんが、先に情報収集をしておくことによって不透明な部分が明らかになる場合もあります。また、記載されている内容の診断や治療と異なるようなことがあれば、その都度確認をしてから納得できる治療を受けるようにすることも大事でしょう。今の時代は自由に医療機関を選んで必要な治療が受けられるようになっているので、そうした自由を有意義に活用できるようにしていきましょう。